「ネビド」は、ドイツのシェーリング社で製造されており、日本では未承認ですが、ヨーロッパやアメリカではすでに認可され使用されていて、比較的安全性の高い薬剤となります。
ネビドの有効成分は体内でテストステロンに変換されます。テストステロンはアンドロゲンに属する男性ホルモンで、男性の性的発達をコントロールします。
ネビドはテストステロン不足によって引き起こされる男性更年期障害やGID（性同一性障害）の治療（ホルモン補充療法）に使用されます。

有効成分

ウンデカン酸テストステロン：4ml当り1,000mgのウンデカン酸テストステロンが含有しています。

ネビドの使用方法

ネビドは1回4ml（有効成分1,000mg）を3～4ヶ月に一度接種します。

ネビドの特徴

・効き目が緩やかで安定している
・血中濃度が安定している為、ホルモン値低下に伴う症状（イライラや情緒不安定）が少ない
・３～４か月に１回の接種（血管が損傷しにくい）

価格

１回接種　30,000円（税込）

ネビドを使用する際に、下記の事項にあてはまる方は、注意が必要、または使用できない場合があります。

• ・含有成分にアレルギーがある方
• ・前立腺疾患（前立腺肥大症、前立腺癌）または乳癌に患っている方
• ・肝臓機能が低下している方、肝臓腫瘍がある、または過去に患っている方
• ・心疾患、腎疾患又はその既往歴のある方
• ・妊婦または妊娠の可能性のある方
• ・小児の方

上記以外にも内服されている薬等に影響を及ぼす可能性がありますので、お薬を内服されている方は医師までご相談ください。

GID（性同一性障害）の外来は横浜駅東口にあるスカイビル腎・泌尿器科クリニックへ
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