突然、脇腹や下腹部に激しい痛みが走る。それが代表的な尿路結石のサインです。尿路結石(にょうろけっせき)は、腎臓から膀胱までの尿の通り道(尿路)に、カルシウムや尿酸などの成分が固まってできた“石”が詰まる病気です。
結石が尿管に落ちると、尿の流れが妨げられ、脇腹から下腹部、太ももの付け根あたりまで響くような強い痛みが起こります。痛みが波のように繰り返し、尿に血が混じる(血尿)こともあります。
痛みは非常に強く、「救急車で運ばれるほど」と言われることもあります。
尿路結石は、尿中のミネラルや老廃物が結晶化してできるものです。
次のような要因が重なって発症します。
特に夏場や汗を多くかく季節に発症しやすく、再発を繰り返す人も少なくありません。
尿路結石が疑われる場合、まず以下の検査を行います。
これらの検査で尿路結石が疑われる場合には、必要に応じて連携医療機関でCT検査を行い、石の大きさや位置、数を詳しく評価します。
結石のサイズや位置によって治療方針が異なります。
自然に尿と一緒に排出されることが多く、自然排石(しぜんはいせき)を目指します。
自然排石が難しい場合は、提携病院と連携し、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)や内視鏡的治療(TUL・PNLなど)を検討します。
結石によって尿の流れが止まると、細菌感染を起こし、高熱や腎盂腎炎を合併することがあります。
この場合は抗菌薬や点滴治療を行い、重症例では入院が必要になることもあります。当院では初期治療と感染の評価を行い、必要に応じて速やかに提携病院へご紹介します。
尿路結石は再発率が高い病気(約50%)です。生活習慣の改善が再発防止につながります。
再発を繰り返す方は、尿検査や結石成分分析で体質を把握し、食事内容の改善につなげましょう。
尿路結石は、痛みが非常に強い一方で、適切に治療・管理すれば再発を防ぐことができる病気です。
スカイビル腎・泌尿器科クリニックでは、尿検査や超音波(エコー)検査、腹部X線検査(KUB)などを行い、必要に応じて連携医療機関でCT検査を行って詳しく評価します。
自然排石をサポートする治療や再発予防の生活指導を行っていますので、痛み・血尿・発熱などの症状がある方は、我慢せず早めにご相談ください。