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健診で異常を指摘された
(PSA・蛋白尿・血尿など)

健診で「再検査」と言われたら

健康診断や人間ドックで
「尿にたんぱくが出ています」
「血尿が見られます」
「PSAの値が高めです」と指摘されることがあります。
これらは泌尿器(腎臓・膀胱・前立腺など)の異常サインの可能性があり、自覚症状がなくても、早めに専門医で確認することが大切です。

よくある指摘項目と考えられる原因

1. PSA(前立腺特異抗原)

前立腺がんのスクリーニングとして測定される血液検査です。値が高い場合でも、すぐにがんというわけではありません。

PSAが上がる主な原因
  • 前立腺肥大症
  • 前立腺炎(炎症)
  • 尿閉やカテーテル留置
  • 一時的な刺激(排尿直後・自転車・射精など)

PSAが高値だった場合は、前立腺の大きさや硬さを確認する触診・エコー検査・MRIなどで総合的に判断します。

2. 蛋白尿(たんぱくが出ている)

腎臓の機能に関連する項目です。
運動後や発熱時、一時的に出ることもありますが、持続的な蛋白尿は腎臓の病気(慢性腎臓病など)のサインかもしれません。

主な原因
  • 高血圧・糖尿病による腎機能低下
  • 腎炎(IgA腎症など)
  • 発熱・脱水・強い運動後の一過性蛋白尿

尿検査で尿中のたんぱく量・血尿の有無・腎機能(クレアチニンなど)を確認します。

3. 血尿(顕微鏡的血尿)

見た目には分からないけれど、尿検査で赤血球が確認される状態です。膀胱炎や結石だけでなく、腎臓や膀胱の腫瘍などで見つかることもあります。

主な原因
  • 膀胱炎・尿路感染症
  • 尿路結石
  • 腎炎・腎臓の疾患
  • 前立腺や膀胱の腫瘍

痛みを伴わない血尿ほど、精密検査が必要です。

検査の流れ

指摘項目に応じて、以下の検査を組み合わせて行います。

尿検査
血尿・蛋白尿・白血球の有無を確認
超音波(エコー)検査
腎臓・膀胱・前立腺の形態や腫瘍の有無を確認
PSA再検査
高値だった場合、時間をおいて再測定
採血
腎機能(クレアチニン・eGFR)を評価
必要に応じて
尿培養・CT・MRI・膀胱鏡検査 など

よくあるご質問

Q. PSAが高い=前立腺がんということですか?
A. 必ずしもそうではありません。前立腺肥大や炎症でも上がります。年齢や前立腺の大きさを踏まえて、複合的に判断します。
Q. 蛋白尿を放置するとどうなりますか?
A. 長期間続くと腎機能が低下することがあります。早期に原因を調べ、生活習慣や治療を見直すことで進行を防げます。
Q. 血尿が続くときは何をすればいい?
A. まず泌尿器科で尿検査とエコーを受けましょう。必要に応じてCTや膀胱鏡などで詳しく調べます。

当院からのメッセージ

健診で「異常」を指摘されると不安になりますが、多くの場合、早期に原因を確認すれば経過観察で問題ないことがほとんどです。
スカイビル腎・泌尿器科クリニックでは、PSA・尿異常・腎機能異常の再検査に対応しています。 再検査のタイミングや他科(内科・内分泌代謝内科など)との連携も行い、必要以上の不安を減らすことを心がけています。